Symphony X/シンフォニーX


超絶技巧派ギタリスト・マイケルロメオにバカテク揃いで強烈なプログレ/ネオクラシカルサウンドを奏でる「Symphony X/シンフォニーエックス」。比較されるドリームシアターは売れているのに、なぜか日本での知名度はイマイチで非常にモッタイナイ。今回の「メタルのうん」は「Symphony X/シンフォニーエックス」を特集。ぜひ聴いて欲しい激推しの名曲や、アルバム・ライブなどの情報をご紹介していきます。

 The End of Innocence (OFFICIAL MUSIC VIDEO)




「Symphony X/シンフォニーエックス」は1994年にアメリカのニュージャージー州で結成されたプログレッシヴ/ネオクラシカルメタルバンド。キーボードを含む5人編成バンドで、圧倒的な技術と曲の良さで根強い人気を誇っています。

Paradise Lost


元々はギタリストのマイケル・ロメオが1986年に参加したバンド「Gemini」が前身。ツアーメンバーから正式メンバーとなり、1991年にアルバム完成。バンド名を「Phantom's Opera」に改名するなどNTR活動をしていました。

納得できないメンバー3人が脱退。その後ロメオはソロアルバム制作を機に集まったメンバーで「Symphony X」を結成。

Set The World On Fire (OFFICIAL VIDEO)




当時人気だったイングヴェイ・マルムスティーンのネオクラシカル路線に、転調や変拍子などのプログレ要素を取り入れたサウンド。ドリームシアターとはツアーを共にしたり、何かと比較される事が多い。

Serpents Kiss (OFFICIAL VIDEO)



中心人物・マイケルロメオが超絶技巧派ギタリストで、メンバー全員がバケモノ揃い。ドリームシアターにも負けない聴き応えだが、日本での知名度はイマイチの印象。当時所属していたレーベルが原因しているのかも知れません。




Official WebSite

Symphony Xが初期在籍していたレーベル、未だ熱狂的ファンの多い「ゼロ・コーポレーション」とは



日本発売初期に在籍していたのが、「ゼロ・コーポレーション」。横帯に大きくXとZEROのレーベル名、そして派手なウリ文句が凄かった。

「さあ行こう、感動と出愛い(であい)に…その熱さが心を焦がす その輝きに胸が震える
本物の音楽が、呼吸している…」(FAIR WARNING/Go!)

「愁いが香るバラの花 熱い優しさに抱かれたい
深く香(かぐわ)しいドラマの花…The Name of the Rose」(TEN/The name of the rose)

マイナーバンドを発掘して、FAIR WARNINGもこのレーベル出身。メジャーどころではロブが脱退したJudas Priestや当時低迷していたUFO・MSGなどマイケル・シェンカー系をリリースしていた。



熱狂的信者も多かったが一般ファンと、バイヤーには信用性が高くなくレーベルは廃業した。当時社長の橋下徹氏はその後料理人に転向している。

MEMBERS


Michael Romeo/マイケル・ロメオ-guitar, backing vocals (1994–)
バンドの中心人物、10歳の頃にピアノを始め、14歳でギターを手にした。影響を受けたギタリストは、ランディ・ローズ、インギーヴェイ・マルムスティーン、ウリ・ジョン・ロートとネオクラシカル路線バッキバキ。プログレはエマーソン・レイク・アンド・パーマーの影響。

Michael Pinnella/マイケル・ピネーラ-keyboards, backing vocals (1994–)

Jason Rullo/ジェイソン・ルロ-drums (1994–1997, 1998–)

Russell Allen/ラッセル・アレン-lead vocals (1995–)
1995年にニューヨーク市で開かれたレイ・ギランの追悼コンサートに参加していたパフォーマンスを見た、当時ベースのトーマスがロメオに紹介して加入。

Michael Lepond-/マイケル・レポンドbass guitar, backing vocals (1998–)


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AlbumDiscography


「Symphony X」のアルバムはSpotifyで配信中!無料リスニングできます。


各アルバムタイトルからYoutubeプレイリストで視聴できます。気になった曲のチョイ聴き・チェックに活用ください。(2020年4月リンク確認・更新済み)

アルバム名


(1997)The Divine Wings of Tragedy

ザ・ディヴァイン・ウィングス・オブ・トラジディ

マイケル・ロメオの個性をフル発揮した名作。ラッセル・アレンの歌メロも力強く、キャッチー。プログレより聞きやすい初心者向けの1枚。


ジ・オデッセイ

名曲『The Accolade』の続編#4『Accolade II」や24分のタイトル曲『The Odyssey』などダイナミックで攻撃的なサウンドが発揮されている名盤。

パラダイス・ロスト

4年半以来のリリースで、バンド初のヒットチャートインを達成した。安定した「Symphony X」節の完成と言える鉄板プログレバンドとなった始まりの1枚。もちろん傑作。

Iconoclast-Deluxe Edition

またも4年ぶりとなった新作は、2枚組の超大作。絶品だが大作曲が多く、初心者には重いかも知れない。ハマったら絶対に聴くべきマストアルバム。


(2015)Underworld
UNDERWORLD

よりメロディアス、ヘヴィさを追求した9thアルバム。良かっただけに、本作以降の新作の発表が無いのが心配。




LIVE SELECTION



Bloodstock Open Air Festival2016


Setlist
0:00 Nevermore
5:48 Underworld
11:21 Kiss of Fire
17:38 Without You
23:30 Run with the Devil
29:04 To Hell and Back
38:12 Bass solo
38:37 Sea of Lies
45:20 Sepent's Kiss
51:26 Set the World On Fire

Knust/Hamburg 17.03.2016



TrackList
00:00 Overture
00:35 Nevermore
06:03 Underworld
11:35 Kiss Of Fire
16:42 Without You (17:48)
23:45 Charon
29:50 To Hell And Back
39:18 In My Darkest Hour
43:42 Run With The Devil
49:15 Swan Song
58:50 The Death Of Balance / Lacrymosa
01:01:56 Out Of The Ashes
01:05:49 Sea Of Lies
Encore:
01:12:34 Presentation Of The Band Members
01:15:42 Set The World On Fire (The Lie Of Lies)
01:21:30 Legend

1998 @Biella ・Italy 



SetList
00:00   1. Through The Looking Glass
07:02   2. Candlelight Fantasia
10:49   3. The Divine Wings of Tragedy
30:57   4. Smoke & Mirrors
37:10   5. Church of The Machine
45:10   6. In The Dragons Den
51:00   7. The Accolade
1:00:53   8. Sea of Lies


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