今回の「メタルのうん」は【SKID ROW/スキッド・ロウ】特集!名曲と共にヒストリーやアルバムを振り返ってみました。厳選したライブに人気のTシャツ・グッズなど、あらゆる情報をまとめてご紹介していきます!
【SKID ROW/スキッド・ロウ】
【SKID ROW/スキッド・ロウ】はアメリカ・ニュージャージー州出身のHM/HRバンド。1986年にギタリストのデイブ・スネイク・セイボと、ベーシストのレイチェル・ボランを中心に結成。
・「Slave To The Grind (OfficialPV)」
1987年に最初のボーカル、元アンスラックス(1stAlbum時代、二ール・タービンの後)のマット・ファローンから、セバスチャン・バックに変更。黄金期のメンバーが結集する。
SKIDROW成功の後押しをしたボン・ジョヴィとの絆
・「Youth Gone Wild(OfficialPV)」
SKIDROW中心人物のギタリスト、デイブ・スネイク・セイボはジョン・ボン・ジョヴィと幼馴染。ボン・ジョヴィのメンバーだった時期もあります(1983年『Runnaway』ツアー、脱退後リッチー・サンボラが加入)。
スネイク・セイボとジョン・ボン・ジョヴィはどちらかがバンドで成功したら、手助けする約束をしていました。当時ボン・ジョヴィのマネージャーがSkidRowを探し出し、アトランティック・レコードと契約。
デビューに当たって、ゲイリー・ムーアから同名のバンド名義(※)を35,000ドルで買い求めたそうです。
1988年当時の米ドルは日本円で1ドル=約125円なので、437万5000円支払ったという事。売れるかわからないデビュー前のバンドにこの扱いは異例。まさしくジョン・ボン・ジョヴィの影響だったのは間違いないでしょう。
・「18 And Life(OfficialPV)」
1stアルバム『SkidRow』リリース後は、ボン・ジョヴィの「New Jersey tour」ツアーのオープニングアクトを務めた事でも有名になっています。
※ゲイリー・ムーアのSKIDROWは1968年~1971年頃、フィル・ライノットと結成していた。脱退後シン・リジィに加入。
セバスチャン・バックの暴走が始まる
・「Big Guns(Live1989)」
1991年にリリースした2ndアルバム『Slave To The Grind』が、全米チャート1位を獲得する大ヒットを記録。ここからセバスチャン・バックの暴走が始まりました。
ガンズ・アンド・ローゼズのオープニングアクトとしてのライブで、あれだけお世話になったボン・ジョヴィを酷評するなどして対立し始めます。
バンドはアウトロウ的なスタンスを取るようになり、メタルからパンクキッズ達の支持も得て人気上昇の一途。セバスチャン・バックの悪童ぶりは有名でした。
・有名なボトル直撃事件
1989年12月米・マサチューセッツのライブで、客席から飛んできたボトルがセバスチャンを直撃(動画30秒あたり)。客席に投げつけ返したボトル10代の少女の顔に当たり、怪我を負わせた。さらにダイブした際に、別の男の顎も蹴って骨折させた。この後、裁判沙汰にまで発展しています。
セバスチャン・バック脱退
セバスチャン・バックとメンバーの仲は3rdアルバム『Subhuman Race』時期には最悪になっていました。レコーディングでも顔を合わすことなく、プロモーションビデオも別撮りになっています。
1998年にセバスチャン・バックが再結成したKISSとのツアーを、勝手にスネイク・セイボがキャンセルした件で揉めた末に脱退。
1998年にセバスチャン・バックが再結成したKISSとのツアーを、勝手にスネイク・セイボがキャンセルした件で揉めた末に脱退。
セバスチャンバックがカットイン程度して出ておらず、不仲説が確実視されたPV
・「Psycho Therapy(OfficialPV)」
バンドは解散状態になりましたが、1999年に新たなボーカル、ジョニー・ソリンジャーを迎えて再始動しました。
一方セバスチャン・バックはソロアルバムを発表後、ブロードウェイのミュージカルで活躍。ドラマ出演やアニメ「スポンジ・ボブ」で声優デビューするなど、幅広い活動で知られるようになります。
SKIDROW再結成の可能性はないのか?
・「I Remember You(OfficialPV)」
セバスチャン・バック脱退から長くSKIDROWのフロントマンを務めてきたボーカル、ジョニー・ソーリンガーが2015年にソロ活動の専念を理由に脱退。その後元TNTのトニー・ハーネルが加入したが、同年12月に脱退した。
この脱退劇を聞きつけたセバスチャン・バックは長年に渡る失言を謝罪して、再結成をして欲しいと和解を求めます。
この脱退劇を聞きつけたセバスチャン・バックは長年に渡る失言を謝罪して、再結成をして欲しいと和解を求めます。
しかしバンドは、サポートでツアーに参加していた元DragonForceのVo.ZPサートを、2017年に正式メンバーとして加入を発表。
スネイク・セイボはTV番組のインタビューで、再結成に至らなかった理由として「未だに過去の確執は消えていない」と大金のオファーがあったにもかかわらず、断った事を明かしていました。
2018年1stアルバム「SKIDROW」30周年を記念の際に、セバスチャンが再結成を求めた際もフル無視。結局セバスチャンがソロバンドで、再現ツアーをしています。
バンド側のスネイクセイボとベース、レイチェル・ボランが許さない過去の確執とは何なのでしょう。
これは推測ですが、解決していない大きな問題に「ボン・ジョヴィ」との不仲があります。結成前から親友だったジョン・ボン・ジョヴィとスネイクセイボ。
SkidRowがデビューにかかったお金はヒット後に返したようですが、見方によっては「手切れ金」とも受け取れます。ミュージシャンとしてのジョンの立場を考えると、個人的な問題で済まないでしょう。
・「Breakin' Down (OfficialPV)」
ガンズ・アンド・ローゼズのアクセルと度々、共演のあるセバスチャン・バック。一方スネイクセイボがジョン及び、ボン・ジョヴィのバンド側と絡んだ話は一切ありません。
セバスチャン・バックが再結成のために謝罪するべきは、バンドよりも遥かに大きいものだったかもしれませんね。
MEMBERS
【SKID ROW/スキッド・ロウ】の黄金期メンバーと、現在のメンバーをご紹介します。
黄金期(1987–1996)
(vo)セバスチャン・バック/Sebastian Bach(1986–1987)
(g)デイブ・スネイク・セイボ/Dave "The Snake" Sabo
(b)レイチェル・ボラン/Rachel Bolan
(g)スコッティ・ヒル/Scotti Hill
(ds)ロブ・アフューソ/Rob Affuso(1986–1987)
(b)レイチェル・ボラン/Rachel Bolan
(g)スコッティ・ヒル/Scotti Hill
(ds)ロブ・アフューソ/Rob Affuso(1986–1987)
脱退した印象的なメンバー
(Vo)
・Jim Yuhas/ジム・ユアーズ(1986–1987)
元アンスラックス、初代ボーカル
元アンスラックス、初代ボーカル
・ジョニー・ソーリンガー/Johnny Solinger (1999–2015)
セバスチャンの後を15年間務めた2代目Vo。2008年から始めたカントリーのソロ活動に専念するため脱退した。
・トニー・ハーネル/Tony Harnell (2015)
元TNTから参加、半年程度しか参加していない
■現在のメンバー
現在のメンバー
(g)デイヴ・スネイク・セイボ / Dave "The Snake" Sabo(1986–1996, 1999–)
(b)レイチェル・ボラン / Rachel Bolan(1986–1996, 1999–)
(g)スコッティ・ヒル /Scotti Hill(1987–1996, 1999–)
(ds)ロブ・ハマースミス/ Rob Hammersmith(2010–)
(Vo)ZPサート/ZP Theart(2017-)
元DragonForce、ハイトーンで伸びやかな声を持つシンガー
AlbumDiscography
・「All Demos」幻の13曲入りDemoトラック集
【SKID ROW/スキッド・ロウ】のアルバムはSpotifyなど各ストリーミングサービスでで配信中!無料リスニングできます。
Spotify→【SKID ROW/スキッド・ロウ】
AppleMusic→【SKID ROW/スキッド・ロウ】
必聴モノの名盤はジャケットとレビューを掲載。各アルバムタイトルはYoutubeプレイリストにリンクしています。チョイ聴き・チェックにご利用下さい。
(1989)SKIDROW
当時LAメタルと呼ばれた中でも、比較的ヘヴィなサウンドのHM/HRを聴かせる名盤。「18 And Life」「I Remember You」などバラード系の名曲が有名だが、ブルージーなサウンドのロック曲もカッコいい。
(1991)Slave to the Grind
1曲目「Monkey Business」からヘヴィなロック曲で、2曲めのバンド最強の代表曲「Slave to the Graind」でテンションぶち上がる!
(1995)SubhumanRace"
アップテンポな楽曲がほとんど。良さそうなのに、何かSKIDROWらしくないような。ソーリンガーの魅力を出そうとして、迷走したのかな?でも悪くはない、聴いて見る価値は十分ある、良作なのは間違いない。
メタリカの「ブラックアルバム」をレコーディングしたプロデューサー、ボブ・ロックを迎えて制作された3rd。当時PANTERAとのツアーやNIRVANAへアプローチするなど、ヘヴィネスブームに先立ったセンスの良さがわかる。
前2作が名盤すぎたのか悪くはないが、パッとしない印象。事実上第一期SkidRowのラスト作品。
↓Vo.ジョニー・ソーリンガー
↓Vo.ジョニー・ソーリンガー
(2003)Thickskin
正直HR/HMアルバムとしては秀作。バンドのサウンドは、よりヘヴィでタイトになってて聴き応えある。ソーリンガーのシャウトはセバスチャンに似ているが、独特の魅力もある。ただスロー曲になるといい声ではあるが、セバスチャンの圧倒的な色気が足りないと痛感してしまう。どうしても比べてしまうなぁ。
(2006)Revolutions per Minute
アップテンポな楽曲がほとんど。良さそうなのに、何かSKIDROWらしくないような。ソーリンガーの魅力を出そうとして、迷走したのかな?でも悪くはない、聴いて見る価値は十分ある、良作なのは間違いない。
LiveSelection
「TVshow/ Headbanger's Ball.(Live at Donington 1992)」
【SKID ROW/スキッド・ロウ】のライブから画質・音質が良好な動画を厳選しました!今では見られない貴重な過去映像や、脱退からそれぞれの活動がわかるライブをご覧ください。
@TokyoBudoukanHall 1992
絶頂期の来日ライブ。国内ツアーもあった頃で見た方も多いのではないでしょうか。
・SetList
Slave to the Grind
Big Guns
Here I Am
Makin' a Mess
18 and Life
Piece of Me
Drum Solo
Riot Act
Psycho Therapy
(Ramones cover)
C'mon and Love Me
(KISS cover)
Wasted Time
Psycho Love
Midnight / Tornado
Mudkicker
Get the Fuck Out
Monkey Business
Holidays in the Sun
(Sex Pistols cover)
I Remember You
Youth Gone Wild
ROADKILL / ロードキル
1993年にリリースされたドキュメントビデオ。世界ツアーのライブ映像から舞台裏などドキュメント映像とPV集、当時のSKIDROW人気ぶりがわかる作品。
TrackList
"Big Guns"
"Piece of Me"
"Here I Am"
"Midnight/Tornado"
"Mudkicker"
"Get the Fuck Out"
"18 and Life"
"Monkey Business"
"Slave to the Grind"
"Psycho Love" (Video in 3-D)
"Psycho Therapy"
"C'mon And Love Me"
"Piece of Me"
"Here I Am"
"Midnight/Tornado"
"Mudkicker"
"Get the Fuck Out"
"18 and Life"
"Monkey Business"
"Slave to the Grind"
"Psycho Love" (Video in 3-D)
"Psycho Therapy"
"C'mon And Love Me"
Download Festival 2019(Vo.ZPサート)
メインステージの後で行われたシークレットライブショーの模様。Vo.ZAPサートによる最新のSKIDROWライブです。最後がぶつ切りになって終わってるのが残念。
Tour2014@The Whisky A Go-Go(Vo.ジョニー・ソーリンガー)
・SetList
Let's Go
Big Guns
Makin' a Mess
Piece of Me
18 and Life
Thick Is the Skin
In a Darkened Room
Kings of Demolition
Psycho Therapy(Ramones cover)
I Remember You
Riot Act
Monkey Business
Encore:
Surrender(Cheap Trick cover)
Get the Fuck Out
Slave to the Grind
Youth Gone Wild
Big Guns
Makin' a Mess
Piece of Me
18 and Life
Thick Is the Skin
In a Darkened Room
Kings of Demolition
Psycho Therapy(Ramones cover)
I Remember You
Riot Act
Monkey Business
Encore:
Surrender(Cheap Trick cover)
Get the Fuck Out
Slave to the Grind
Youth Gone Wild
Sebastian Bach/Live2019@Jergel's Rhythm Grille
SkidRow1stアルバム30th Anniversary Tourの動画です。
セバスチャン・バック、これまたきっちり声出てるんですよ。再結成に向けて仕上げたんだろうなぁ。
・SetList
Tornado
Forever
Big Guns
Sweet Little Sister
Can't Stand the Heartache
Piece of Me
18 and Life
Rattlesnake Shake
Youth Gone Wild
Here I Am
Makin' a Mess
I Remember You
Midnight
Encore:
Slave to the Grind
In a Darkened Room
Monkey Business
Forever
Big Guns
Sweet Little Sister
Can't Stand the Heartache
Piece of Me
18 and Life
Rattlesnake Shake
Youth Gone Wild
Here I Am
Makin' a Mess
I Remember You
Midnight
Encore:
Slave to the Grind
In a Darkened Room
Monkey Business
入手可能なTシャツのストック情報をまとめてご紹介!
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